桃栗燕越南記録

2004年〜2014年の10年間仕事でベトナムに滞在。一度帰国した後、2015年桃と一緒になって燕が生まれて子育てベトナム生活が始まる。日々の記録とアウトプット。

料理教室

知り合ってから4〜5年は経つだろうに

その友人がやっていたホーチミンベトナム料理教室に

今更ながら初めて参加した

料理教室初体験

 

まあ…

当時は仕事終わって22時の帰宅だったり

家にキッチンもなかったし

時々家でお湯を沸かしてカップヌードルを食べるぐらいで

カップヌードルだけじゃむなしいので

それにキムチをぶち込むという男飯…)

料理なんか全くやる気もなかったしな

 

人は自分が必要として初めて

行動的(積極的)になるのだ

 

 

今時はネットでも本でも

そこそこ自分で簡単な知識は得られるのだけれど

やっぱり人が実演しながらその説明が直で耳に入ってくる情報を

インプットする事は自分で考えながら

もたもた作るのとは全くわけが違う

 

包丁の使い方一つ

自分で考えて始めたら 

それが普通だと思ってやるけれど

人の使い方をみると

なんとこんなに早く切れるものなのか!と

ただそれだけで感動する

 

ニンニクを包丁で潰す事はしっていても

ネギの根っこ近くも潰す発想は生まれない

 

ちょっとした事を聞ける

自分が買いたいと思っていた

道具の名前のベトナム語を教えてもらえる

そしてそれがどの地域で作っているかなど

ちょっとした雑学を教えてくれる

 

自分に必要がないと思っているときは

そもそも参加費がかかる時点で

ものすごい高いものだと感じてしまって

そこに意味や価値を見いだせないのだけれど

教えてもらえることに対価を払うのは当たり前だ!と今は思う

 

一回の教室でのメニューは3品だけれど

希望出来るメニューは三十数種類ある

 

このメニューをピックアップするだけで時間がかかるだろうに

それを更にベトナム語から日本語や英語に翻訳して

おいしい味付けを考え料理のやりやすい手順など考え

それが作れてきちんと説明出来るスタッフを育てなければならない

 

どれだけここまで作り上げるのに

時間を費やしていることだろうと思うと

お金の価値感はいくらでも変わる

 

ベトナム語の授業もそうだけれど

知識を売る仕事についてなんだか最近よく考えさせられる

 

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今日の料理作りの流れの話を書こうかと思ったけどやめた

これはもう自分で体験して下さいという感じ

 

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魚介類を扱う料理に自信がないので

出来るならもう何度か参加したいな〜

 

イカの肉詰めやら魚とディルなどあったな

出産で帰国する前に行っちゃおうかな…

決して安くはないのだけれど

子供が生まれたらきっと行けないだろうしな

 

ひとまず今週の土曜日は

占いやな

占いも初体験

 

こっちの知識を売る仕事も奥が深そう