桃栗燕越南記録

2004年〜2014年の10年間仕事でベトナムに滞在。一度帰国した後、2015年桃と一緒になって燕が生まれて子育てベトナム生活が始まる。日々の記録とアウトプット。

親知らずの抜歯

去年の結婚式前週にひどく腫れて

ご飯がまともに噛めなくなった原因の左奥歯の親知らず

 

去年はベトナム行き前にそうなったのと

すぐ妊娠してしまったので抜歯を先延ばしにしたのだが

この度 無事出産もして

少し余裕も出てきた日本にいる今

抜歯を決意

 

下から生える親知らずの多くが顎の骨につながっていて

抜くと数日間は痛みにもだえるような文面をよく読み

実際口腔外科の先生からも1週間は痛いかもという話を聞いていた

 

歯茎に埋もれているので

まず歯茎を切ってそのあと

そのまままっすぐは抜けないだろうから

歯を半分にカットしてばらばらに出す(顎の骨も削るといっていたな)

そしてその歯が神経の近くを通っているから

長くて半年ばかり痛みが続くことがあるかもしれない、と

痛みが激しいと思われる1週間は痛み止めを飲むと

授乳も出来ませんよと…

 

そんなハードルの高い話をされていたので

かなり緊張で手術の日を迎えたのだが

さて治療が始まって

麻酔をするから痛みますよ~と言われて

その後一回サクッと切られたような激しい痛みが来て

がしがし激しく歯を押されている感じがある中

いつ歯を取るんだろうなと

ずっと構えながら待っていると

 

ハイ、終わりました~

 

ものの10分…

 

拍子抜け

 

台には横たわるデカイ第八臼歯(ちらっとしか歯茎から見えてなかったのにこれが埋まっていると思うとすごい…)

ってか歯カットされてないですやん。。

 

先生が若くてツンとした愛想のないイケメン?兄ちゃんだったので

なんだか改めて 前と話が違いますねとも言えず

たぶん念を押して最悪の状態の場合として説明をしてくれたのだろう、、、

 

歯茎を開いたあと

まっすぐ生えてるしこれそのまま抜歯できるね、

ってわけで(なんか紐を入れられてる感じがあったので)

エイヤーと抜かれたんじゃないだろうか

 

話よりひどくなるならクレームだけど

軽くなる分には問題ないどころかありがとうってわけだし、、、?

 

1日分の抗生剤と5日分の痛み止め処方される

薬局で薬を渡されると

薬を飲む前であれば

授乳しても問題ないとも言われた(これも話ちゃうぞ)

 

麻酔が切れる前に痛み止めを飲まないと

痛みが出始めてから飲むと辛いですよと言われ

すぐ飲んだので結局その日の夜はENには乳をあげられなかったので

ミルクをいつもより多く飲ませたのち

飲み終わったと同時に始まったギャン泣き

 

毎回大体飲み終わった後に機嫌が悪くなるので

ミルクが足りてないと言われてきたけど

多い少ない関係なく泣く事がわかったでしょ!と言い張る間もなく

いつもはここでオッパイをやって寝ていくのだけれど

オッパイがないとなると抱っこであやすしかない

 

これが、、、ゆすっても歌っても動いても

泣き止まない、、、

30分は泣き続けたころ

栗ババ部屋に来て交代

泣き止まない

そしたら寝たはずの栗ジジも起きてきて交代

泣き止まない

1時間はどうしようもないぐらい泣いて

最後にまた私に回ってきて

さすがに力尽きたのか泣きながら寝ていった

 

オッパイの凄さを知った、、、

 

混合で育てていると自分のオッパイはさほど出てないのだろうなと

そんなに効力?があるとは思っていなかったのだけれど

乳が出ようが出まいがお母さんのオッパイには安眠作用があるということか

 

この深夜、本当は

痛み止めと抗生剤を飲む予定だったのだけれど

こんなに泣かれると可哀想で

痛みに耐えてでも母さん乳やりますよ、、と薬飲まず寝る

 

そして最初に飲んだ痛み止めが切れただろう時間に目が覚める

あら、、思ったよりも痛みがない

と同時に胸の方が痛い

以前の温泉で方乳が張った以来に

今度は両乳がパンパンカチカチ

ぐああ、、、歯よりこっちのがいてえ…

 

絞っても絞っても硬い乳は中々もとに戻らない

またも両乳から乳が垂れてくるのでガーゼを挟み

こっちの痛みに耐えながら

早くENよ目覚めよっっ!と心の中で叫ぶ

 

あんなに泣いただけあって

その後一向に起きる気配なく

私も泣く泣く寝る 時々起きて張ったオッパイを絞りながら…

 

結局ENが起きたのは朝の5時頃で

夜中に薬飲んでもあんまり関係ない時間になっていた。。。

歯は傷まなかったので飲まなくてもまあ結果問題なかったんだけども

 

そしてそのまま出された薬は1錠づつ飲んだだけで終了~

 

何にしても上の親知らずを抜いた時と同じで

その後も痛みほぼなく

ベトナム行き前の心配事項が問題なく終わってホッとした

 

そしてオッパイをやれない

オッパイが吸えない

互いに辛さを知った1日であった