桃栗燕越南記録

2004年〜2014年の10年間仕事でベトナムに滞在。一度帰国した後、2015年桃と一緒になって燕が生まれて子育てベトナム生活が始まる。日々の記録とアウトプット。

いやはや

週末は

元スタッフのオープン記念に花を持って行ってきた

 

先日いわゆる「ぱくり」であると書いたけれど

驚いた

商品は完コピだった…

 

独立する時って

ブランドのテイストや方向性が合わなくなって

自分の店を持ちたいとか

なんかそういう思いが先にあって成り立つものと…

いやいやいや 

そういうのはきれいごとで

そういうプライドとかは

というかプライドとかそういう観念が

そもそも全くないのだ

ベトナム人の思考回路は結構わかっていたつもりでも

その子とは散々仕事でもプライベートでも会話してきたから

ベトナム人といっても

微妙な感覚というのは通じているものだと思っていた

ハノイのスタッフが勝手にパターンを持ち出して

自分の店をオープンさせたときは

一緒にひどいよねって

話した事もあるぐらい…

 

いやはや

ベトナムあるあるよね とこの出来事を

冷静に見れていると思っていたけれど

いざ文章に落としてみると

自分が何を訴えたいのかもわからなくなるレベルの

カルチャーショックを受けているかもしれない

 

そりゃね

自分でやって作れるなら

雇われるより金が入るに決まっている(失敗しなければ)

しかもこっちは売れなくなって閉店して

このスタッフには退職してもらったのだから

しょうがないよねってところだけど

 

まさかここまで同じ物作ってくるとはなあ…がくり

 

勿論今まで付き合って来た

日本人とはエンガチョしてしまっても良いという

強い決意もしてやったんだろうけど

 

多少同じ物を作ったとしても

あとは自分で考えた物を売って行くなら

色々協力してやりたいなと思っていたけれど

こうも乗っ取りました首すげ替えレベルでやられると…にんとも

頭より身体が腑に落ちていない感

 

このタイミングで帰国で

本当に良かった…

 

まあこの状況をもプラス思考に考えるのであれば

実際売上げがたたなくなっていたのは事実なので

これを気にやり方を一新して

過去のデザインとテイストなんかくれてやるといった

意気込みであろうか

 

といって私はもう関係ない身分ではあるけれど。。。

 

何年経ってもベトナムベトナムだなあ

 

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